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ミャンマーへの旅

November 27, 2016

大変だったミャンマーからの犬の帰国

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そういえば、我が家のワンちゃんは、家族の帰国から数ヶ月遅れての帰国となりました。
血液検査後、180日経過しないと入国できないためです。

採血はたしか、二回目の狂犬病予防接種の2週間後だったので、トータルで帰国の準備を始めてから8ヶ月かかったことになります。

詳しくは、成田などの動物検疫所とメールでやりとりしながら進めましたが、大変だったのは血液検査と、帰国直前の書類の確認作業でした。

血液検査はミャンマー国内では認定機関がないので、ミャンマーの検疫所で採血し、獣医師のサインや証明書類を発行してもらい、日本の検査機関に送るのですが、説明ではクール便で・・・と。ミャンマーにあるはずもないので、そういう場合は保冷剤を入れて検査に送ります。

検査の結果、無事に証明書が返送されてから、180日間の待機開始です。我が家では、仕事や学校の都合で家族が先に帰国しなければならなかったため、ワンちゃんと仲が良かったヤンゴンの親戚宅で預かってもらいました。

最後はワンちゃんの帰国の40日前までに、成田の動物検疫所に連絡し、犬の輸入申請や、ミャンマー側からの輸出証明書類の事前確認もしてもらいます。

出国一週間前の獣医師による健康診断などは、主人がミャンマーに犬を迎えに行ってから行い、日本側と書類の確認のやりとりをしましたが、書類の日付や、間違いが多くて何度も作り直し、そのたびに主人が何度もヤンゴンの動物検疫所に行き、とても大変でした。

獣医師の証明を動物検疫所に提出してハンコをもらい、政府の証明済とするのがスジなわけですが、ヤンゴンの検疫所では隣の席の獣医師にサインをもらうため、医師がトイレやお茶に行ってたりすると、先に政府印が押されて放置され、後日獣医師のサイン、と日付の順番が逆になったり、訂正の趣旨が伝わらなかったりしたのです。

最後になってから、狂犬病予防接種が一回分しか記載されてなかったことがわかり、また差し戻しになったり。日付の修正が線を引いただけだったり、、、

こちらがしっかり見張りながら書類を回さないと二度手間、三度手間がかかります!

日本人は細かすぎる!ミャンマー人はいい加減すぎ!とやり合いました〜

まあ、行きと違い、帰りは直行便に乗れたし、無事に終わって良かったです。

お帰りコロりん!



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February 19, 2015

ミャンマーに犬も連れてきました

ヤンゴンには、1歳になるメスのやや大きめワンちゃんも連れてきました。日本生まれのワンちゃんは冬毛だし、暑いのと蚊が多いので心配していたのですが、今のところ元気で頼もしい限りです。日本では1ヶ月前からクレートに慣らそうとしても絶対に入らなかったのに、こちらに来てからは旅の苦労を共にしたクレートを我が家だと思ったらしく、リラックスしたいときには自分から入って寝ています。

日本からの手続きも、心配していたほど煩雑ではありませんでした。詳しくは動物検疫局のホームページや空港支部に問い合わせることになりますが、

    引越し先の国の必要手続きを調べる

    1ヶ月ほど前までに出国予定の空港の動物検疫局に電話し、必要書類(申請書、予防接種証明書、獣医師の健康診断書など)の確認をする。

    狂犬病8種混合などの予防接種を済ませ、証明書を発行してもらう

    1週間前までに空港の動物検疫局に必要書類の内容をFAXまたはEメールで送信して確認してもらい、フライトが決まっていれば出国当日の獣医師による健康診断の時間を予約

    出国当日、フライトの搭乗手続きの1時間前までに動物検疫を受ける

 


という流れです。動物検疫事務所の人たちはとても丁寧で感じがよくて、日本出国の手続きは本当に問題ありませんでした。とはいえ、フライトの時間が夜12時頃だったため、5時で終わる動物検疫のあと、時間がありすぎでした。

でもさすが日本!空港内にドッグランつきのペットホテルがあり、餌やりやトイレを済ませておいてくれます。これで問題なく家族と夕食や手続きを済ませ、搭乗手続きの前に引き取って機内預け入れに連れてゆきました。ワンちゃん本人は初めての体験にとても不安そうでしたが。

また、ペットのミャンマー入国は簡単だとは聞いていましたが、本当にそのとおりで、手荷物受け取りのレーンの脇で、日本の動物検疫局の出国証明と獣医師の健康診断を提出しただけで終わりでした。

一方、今回一番面倒だったのはシンガポール経由便になってしまったことです。会社の都合と、犬が大きめだったために、それなりのスペースのある大型機でミャンマー入りする飛行機しか乗れなかったためです。そしてシンガポールの動物手続きは、経由のみであってもなかなか煩雑でした。まずネットで各種書類を添付のうえ、ペットパスなるものを申請しなければなりません。主人がやったので確かではありませんが、その記入たるや、延々と7ページくらい続き、しかも入力30分経過すると自動ログアウトされてしまうため、慣れていないとかなり面倒です。了承のメールがきてから、申請費用をネットで手続きしてクレジットカードなどで払います。入金が確認されるとペットパスがメールで送られてきます。我が家では何かの書類が足りないとかで追加送付を求められて時間がかかり、ぎりぎりになってしまったため、冷や汗ものでした。

さて、そろそろ日本から持参した薬類も切れるので、こちらでも獣医さんを探さねば・・・。

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January 31, 2014

ミャンマー人が喜ぶ日本のお土産

ミャンマーに行く人に、喜ばれるお土産について聞かれることがあります。

相手の方の年齢層にもよりますが、我が家でいつも用意するのは
日本の着物の模様がプリントされた生地(日暮里の生地屋さんで購入)と
○ルボンやミスター○トウなどの箱入りクッキーです。
値段にして100円前後ですが、おいしくてたくさん入っているし、
箱入りというのは便利です。
ミャンマー人はお茶の時間が多いし、お寺に寄進したり近隣の子供達に分けたりするので
量が多いのはとても喜ばれますよ。
日本のキャンディーやクッキーはミャンマーの高級スーパーなどで
と〜ってもお高い値段で売られていて驚きます。

反対に人気なかったものは、あんこ系のお菓子、過剰包装なクッキーなど。。。
服も廉価なものが現地で売っているし、好みも違うので難しいですね。
財布なども、サイズがぜんぜん違うのでNGです。ミャンマーでは札束が多くなるので
財布はカバンサイズだったりします。

以下、体験した成功例です:

●大人の男性向け
やはり電子機器が喜ばれます。
カメラやUSBメモリなど、日本のメーカーのものは人気ですし、
時計や電気炊飯器をリクエストされたこともありました。
薄毛対策の男性化粧品なども日本製が大人気です。

●家族向け
自動泡石けん(?)。センサーで泡石けんが出てくるのは便利だし、
日本っぽいハイテク感を生活にとりいれられるということで
魅力みたいです。値段も1500円くらいだったでしょうか。

●子供向け
子供には100均の文具セットや、多色サインペンのセットなんかも喜ばれます。
(36色をあげたら、3本ずつ近所の子供に配っていておどろきました。。。)
飴やチョコレートも王道です。

●女性向け
圧倒的に日本製の基礎化粧品の類が人気です。口紅のような色のあるものは、
向こうの人が好む派手な色が日本にないため難しいですが、
喜ばれるのは美白化粧水や洗顔石鹸、シャンプー、リンスなどです。
とくに日本語の書かれているもの。「潤い」とか「しっとり」とか、平仮名があると
中国製との見分けができて人気みたいです。

服は難しいですが、「最近日本で人気のユニクロよ」といってUVの白いカーディガンや
ストールなんかをあげたらとても喜ばれました。
仏教精神の強い人は黒を嫌がりますし、白なら何にでも合うのでいいみたいです。

●日本に来たミャンマー人がお土産に買っていた物
・百均の帽子を30個、
・鎌倉大仏のミニチュアを50個

帰国してからたくさんの人に配るのでしょうね・・・

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May 27, 2013

旅のおみやげ

今回の自宅へのおみやげは・・・

縁起もののフクロウの人形。玄関などに一対置くのがミャンマーの流です。
竹で編んだフレームに新聞紙をはり、色を付けた伝統工芸。
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ずっと欲しかった、素朴な陶器の花瓶。
メティッラーあたりでは最もポピュラーなデザインです。ひとつ18円くらい。
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そしてやはり選んでしまうのはカチン族の織物。
なんてモダンなデザイン!
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May 26, 2013

旅のアルバム

先日のミャンマー旅行では、インレー湖やバガンを久しぶりに訪れました。
念願の世界遺産登録が近づいているとあって、急激な観光化が進んでいて驚きました。

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足で道具を操る伝統的なインレー湖の漁

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バガンののどかな風景よ、永遠に。。。

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メティッラーの伝統的な市場のにぎわい。
木のまま売られているバナナ!にうちの娘はくぎ付けでした。
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エーヤワディー川の夕景
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January 31, 2013

シュリクシュトラ遺跡(Sri Kshitra)、ピューを訪ねて

有名なバガン遺跡に先んじる重要な遺跡の一つにシュリクシュトラ遺跡があります。
これまで英語の研究報告が少ないためか、外国人には情報が少ない遺跡だったので、前回のミャンマー訪問の際に訪ねてみました。

事前に博物館の知人を通じて見学依頼をしたので、現地で長年発掘調査を続ける考古学者のウィン・チャイさんに遺跡を案内していただくことができました。

ピューの街にほど近いこのシュリクシュトラ遺跡は、タイエーキッタヤ―村の周辺に散在する複数の寺院とパゴダから成り、街を囲むように15キロほどの円形の市壁も現存しています。

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ここ数年、ミャンマー人専門家らが発掘調査を続け、未整理ながら新たな発見が多数あったそうです。前に登場したイタリア人専門家(エーヤワディー川をともに渡ったミラノ工科大教授)が、数年来ワークショップを行って、現地の専門家の育成にも努めているそう。

遺跡内に残るそれぞれのモニュメントはレンガ造で、主に正方形平面に迫り出し式のヴォールト天井がかかるものや、円錐形のパゴダなどがありますが、その様式や構法はさまざまです。

保存状態の良いモニュメントや、

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ドームの推力で崩壊しそうになったというモニュメントを鉄鋼で囲って抑えすぎたようなモニュメントの他、

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私としてはやはり迫り出し式の天井構造がむき出しになった半壊のモニュメントなどに目が釘付けでした。

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また、最近の地震で崩壊したという市壁の一部も見せていただきました。

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この遺跡の建築の概要については、Kyaw Latの'Historical sites before Bagan ("Art and architecture of Bagan pp.14-25, 2010")'や、Elizabeth H. Mooreの"Early Landscape of Myanmar(pp.167-180, 2007)"にまとめられています。

まだまだ詳細の研究はこれからとのことですが、ウィンチャイさんご自身は、日々目で見た経験から、これまでの定説と違う説う学説もお持ちのようです。はやくその成果がまとめられて、できれば英語で出版してほしいものです。

ウィンチャイさんのおかげで、おびただしい数のモニュメントを効率良く見せていただけましたが、もし一人で旅行がてら回ろうとしたら、なかなか難しいと思います。休憩場所もないので、暑さがかなりこたえました。

でも近くのピューの街にはとても素敵なリゾート風のホテルもあり、ゆっくり見学しながら滞在するには良いエリアでしょう。

ちなみに、ピューの街はラーメンのような麺料理が有名で、とてもおいしかったです。



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エーヤワディー川をわたる!(その2)

だいぶ間があいてしまいましたが、以前書いたエーヤワディー川をわたる!の続きです。

船に乗るのは30分くらいと言われていたのに、やっと目的地となる岸が見えてきたのは、1時間もたったころでした。
船を岸に寄せていくのでそうだと解るものの、見えるのはただの砂浜。いや、多少、砂浜が階段状に整備されているか。

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船が着くと、また幅15センチの板を渡して皆で降り立ったのでした。
ここからかなり急な斜面を登り、ところどころ階段が作られた細い参道を登っていきます。

途中、物置のような建物の裏手にトイレがあるというので、女性陣は順番に小休止となりました。
このトイレが・・・。斜面に長い角材の杭を立てた上に築かれた、半畳ほどのスペースに和式トイレが設置されています。扉はありました。やはり15センチほどの板を小走りにわたって、そこまで渡り、用を足すのですが、穴の先には中空がぽっかり空いているのです。幸い、本人からは何も見えないので気になりませんが・・・。

さて、なかなか急な階段を上り下りしながら進んでいくと、途中から階段にトタン屋根が掛けられた参道になります。

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このころ、もう学生達はさっさと行ってしまいましたが、私は疲れ切ったイタリア人の教授の話し相手になりながら、ゆっくりと登って行きました。この方は、私もかつてお世話になったことがあるミラノ工科大学の先生で、もう10年も近隣の遺跡の保存のために活動されているそうです。思いがけず、建築保存学の先生と、イタリア語でお話する時間がもてて、私としてはこの長い階段が楽しいものになりました。先生は聞いていたより遠いじゃないか!としきりに来たことを後悔されていましたが・・・。私達は、考古学者のウィン・チャイさんの強い勧めでこの古くからの縁のあるパゴダに来ることになったのですが、私達の関心はともに、「古くからの縁のある新しいパゴダ」ではなく、「古い遺跡」そのものだったのです。

さて、途中でサルと出会ったりしながら、私達も目的のパゴダに到着しました。
そこからの眺めどうでしょう。

遥かに広がるエーヤワディー川!

なかなかの高さまで登ったことがわかります。

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このエーヤワディー川の眺めは疲れを吹き飛ばし、忘れられない思い出となるものでした。

帰りの船旅は下りだったためか、当初聞いていた30分ほどでピューの街に無事戻ったのでした。

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September 01, 2012

ヤンゴンの隠れ家ホテル

ヤンゴンに滞在するとき、必ず泊ってしまうホテルがある。ヤンゴンのカンドジー湖に面するミャンマーの伝統的な木造建築様式のこのホテルは、都市の中にありながら、屈強なチーク材をふんだんに使った建物と、熱帯的な植物に満ちたガーデンが魅力的なリゾートホテルの趣がある。これまでに、経営者が変わったりすると、インテリアやサービスのクオリティが変わったりして、多少がっかりすることもあった。それでも、今回もまた、ついこのホテルを選んでしまった。

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車寄せがあるホテルの正面玄関に到着すると、まず出迎えてくれるのは大きなチーク材を組んだエントランス。茶を帯びた朱色に塗装されたその巨大な木柱列は、まるで鳥居のトンネルへ導かれるようで懐かしささえ感じる。ロビーの奥には高い吹き抜け天井の心地よい空間がひろがり、金に塗装された彫刻や巨大な漆の坪、豪華な伝統家具やインテリアが配置されている。以前は、欧風のファブリックがあしらわれ、よりコロニアルなインテリアだったと記憶しているが、現在の経営者になってからは、よりミャンマー王朝風を意識してのことだろうか、すべてファブリックが赤い色に統一されてしまったのだが、いまいち残念な雰囲気になった。

部屋はゆったりとしたこげ茶とベージュを基調に、木製のインテリアや彫刻が配された落ち着いたリゾート風。湖に面した部屋の窓際には、庭に棲みつくリスが走り回る様子が見られて、子供は大喜びだった。

そして何より私のお気に入りは、湖に面した広い庭。熱帯植物園のような巨大な植物たちの合間に、ところどころウッドデッキや東屋が配置されていて、その時の気分にあわせてお気に入りのスペースが見つかる。

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まず娘と向かったのは、湖に突き出て作られたウッドデッキスペース。緑にかこまれた太鼓橋のようなパーゴラ付きの細い木製の通路を抜けると、その先には6台ほどの深い背もたれのあるデッキチェアが置かれた隠れ家的な空間が。ふと見ると、一番湖側の前のイスに庭係だろうか、従業員の若い男性がくつろいで座っていた。私たちを見るとあわててその場を後にしたけれど。湖をわたる風が吹き抜けるそのスペースは、時を忘れて過ごせる、何しろ心地よい隠れ家なのだ。

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朝食用のレストランの前の庭もすてきだ。レストランには外の席もあるので、私たちは必ずそこで朝食をとる。鳥の声の響く巨大な熱帯植物を見上げながらの朝食は格別。ただし、残り物を狙うカラス達には気をつけなければいけない。見張りを誰か置かないと、ビュッフェに次の皿をとりに行っている間に、テーブルの上はめちゃくちゃにされてしまうのだ。

朝食の後は庭を散歩する。小路の先には様々な庭や池、広いデッキスペースなど、探索の場が尽きない。

こうして庭好きの私は、また次もこのホテルを予約してしまうことだろう。


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February 15, 2012

メティラーのホテル:窓の外のバナナの木

メティッラーで毎回泊っているコテージタイプのホテルでは、目下ガーデンの整備中らしく、あちこちで大きな樹木を植えこむ作業中でした。私たちが泊ったコテージのテラスの外には、既に大きくなったバナナの並木道が。

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観賞用なのだと思いますが、あまり大きいので、コテージのテラスが暗くなるほど。
娘は目ざとくも、葉の間からバナナの実がなるのを見つけて大喜びです。
バナナは、その花(?)もとても大きくて紫色の不思議な形をしています。

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この花弁のようなものが一枚、また一枚と上に開いて、その間に詰まった小さなバナナの房が育っていくようです。見れば見るほど、なんとも大胆でトロピカルな姿です!次に来るときには、この庭がどうなっているのか楽しみです。

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January 14, 2012

エーヤワディー川をわたる!!

エーヤワディー東岸の町ピイ近郊にあるピュー時代(4〜9世紀)の遺跡を訪れた際、予定外にエーヤワディ川を渡る機会に恵まれました。対岸にあるピュー時代にゆかりのあるパゴダを参拝することになったのです。

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考古学部の学生たちと合流し、20人くらいでにぎやかに川岸に降りると、チャーターしてあったモーターボートがこちらに近づいてきました。一瞬まさかあれ?と思うような、木製の小舟。北朝鮮の難民が日本海に流れ着いたときの木製の船を彷彿とさせる・・・。

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岸から船に向かって渡された幅15センチほどの木板を渡って船に乗り込んでみると、船底には水が入り込んでいて、若者が手桶でその水をかき出しています。搭載されているモーターエンジンは剥き出しで、小さいがやたらとウルサイ。もしもの場合の救命胴衣や浮輪など、もちろん搭載されていません。

大海に漕ぎだす難民のような心持ちで、いざ出発!壊れずに目的地に到達できますように!みんな、いつも使っているのだから、きっと大丈夫!

果たして、乗り心地はさほど悪くはありませんでした。そして昔教科書でイラワジ川という名で習った広大なこのエーヤワディー川を渡っているという実感は、感動ですらありました。流れはおだやかで、水しぶきは心地よく、景色も素晴らしい。渡るといっても川を上流に向かって数キロさかのぼるような位置に向かっていたため、30分と聞かされていた道のりは小一時間くらいのものでした。途中、対岸には竹やわらで編んだ小さな高床式住居が並ぶ漁師の村が見えたりしたほかは、行き交う船もほとんどないネイチャーワールド。

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やっと目的の船着き場に到着するも、もちろん護岸工事など何も施されていない砂浜状の岸に、例の幅15センチの板をかけて渡り下りたのでした。

パゴダ参拝もちょっと山を登る、と聞いていたのが、結構な山登り。誰も数えたことがないという膨大な階段を上ってのエクスカーションとなるのでした・・・(つづく)。


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December 10, 2011

馬車のゆくえ

民主化プロセスが急ピッチで進められているミャンマー。
久しぶりに訪れた主人の故郷メティッラーは、政治的な変化の影響はほとんど感じられない、今までと変わらぬ街の景色がひろがっていた。多分、庶民の多くは、諸外国で盛んに報じられている政治的な方針転換にはあまり関心がないように見える。

それでも、やや新しい車が走っている姿を目にしたり、プリントTシャツにジーンズ姿の若者が増えたり、TVや広告に韓流の風が見えたり、といった変化は見える。

そして馬車の数が減った。

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馬車は渋滞を引き起こしたり、排泄物の問題もあって、しばらく前から馬車専用の測道を通らなければならない区間も多くなった。馬車用の道は舗装されていないところも多く、でこぼこで土煙がひどいし、遅い。値段は安いが、不便さは否めず、今では乗る人がめっきり減ったという。おそらく、娘が次に来るころには一段と減っていることだろう。

だから、今回は娘と馬車に乗ってみた。主人が道でひろったのは、毛並みが美しい3歳の若い馬がひく馬車だった。手綱をひくのも若者だ。近頃、めっきり乗客が少なくなって、ぜんぜん儲けがないという。案の定、揺れるし、ほこり臭いし、遅い。でも、景色がよく見えるし、街の匂いもわかるし、ほんとに楽しかった。

家まで20分ほどの道のりで、50円ほど。
そのうち、観光用の馬車しかなくなると3000円くらいにはなるのだろうか。



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February 14, 2010

アマラプラの絹織物工場を見学

先日は、ミャンマーの絹織物の産地として最も有名なアマラプラに足をのばし、知人の紹介で、絹織物の工場を何件か見学させてもらいました。

木製の伝統的な機織り機がリズミカルに大きな音をたてる工場では、若い女性から年配の男性まで、さまざまな人が分業で作業を進めていました。

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糸束を糸巻きに巻きなおす人、ひたすらもくもくと下地となる生地を織る人、模様部分を織り込む作業をする人などなど。

DSC_0078 (2)百のシャトルで織るものを意味するルンタヤと呼ばれる伝統的な意匠には、本当にたくさんのシャトルが使われていました。

幅およそ107センチくらい、長さは2m前後の、女性用ロンジー一枚の模様を織り込む作業には、2人がペアになっておよそ1カ月を要する手間のかかりようです。

もちろん、模様を機械で織り込んだ布もありますが、裏を返してみれば、その仕上がりの美しさに、手織りの模様織りの良さがすぐにわかります。

ルンタヤ模様のシルクの布は、現地でも、機械織りでも1枚日本円でおよそ3千円から、手織りでは8千円から3万円くらいします。値段は、織りのきめ細かさやなめらかさ、張りの強さ、模様の細かさや色数などから判断されています。

なかなか高価なものですが、手間を考えれば納得ですね。



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January 21, 2010

子連れでミャンマー(6)子供の食事

ミャンマー料理はほとんどが火を通したものですが、外国人の場合、大人でもお腹を壊すことが少なくありません。前回は、ミャンマー人である主人でさえ、胃腸がすっかり日本に慣れてしまったためか、ミャンマーに行ってお腹を壊していました。

なので、今回の旅行では、1歳5カ月の娘の食事は心配事でした。暑い国で小さな子がお腹を壊すと大変なので、基本的には日本から持参したレトルトの幼児食を食べさせるようにしました。ご飯系とおかず系を日数分持参したので、結構な荷物になりましたが・・・。

途中からは、現地の実家や友人の家では、ご飯などをもらって散らかしながら食べることもありました。ミャンマーのお米はタイ米に似た細長いぱさぱさとしたお米なので、娘が食べるときの散らかりようといったら・・・・。目も当てられないほどでした。

結局最後の日に熱と下痢ぎみになりましたが、一応抗生剤入りの下痢止めを飲ませた甲斐あってか、大事に至らずにほどなく治りました。

口に入れたものばかりではなく、疲れや様々な要因が重なった可能性もありますが、やはり乳幼児連れの旅は心配だらけです。

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January 20, 2010

子連れでミャンマー(4)便利グッズ

荷物は多くなりましたが、不便な地への子連れ旅行用に、いろいろ持参しました。便利だったものを紹介します。

・ポット型浄水器(1リットル用)
→現地の飲用水をこのポット型浄水器にかけてから利用。子供用の食器類を洗う時のすすぎにも使いました。

・湯沸かし器
→浄水器とセットで大活躍です。

・折りたたみ式ベビーバス
→空気で膨らませるタイプ(あわせて小型の手動空気入れも重宝しました)。ホテルでも、シャワーが高い位置についていたり、浴槽がないことが多いので。また、使い慣れているものだと本人も安心のよう。洗濯桶としても大活躍でした。

・吸盤つきフック、S字
→子連れの水回りはモノが多く、複数あると仕分けして使うのにとても便利。スポンジの乾燥用、洗面用具用、手拭きタオル用、足ふきタオル用、などなど・・・

・ジップつきビニール、手提げ型ビニール袋
→ともに大中小用意して行きましたが、意外にも大が一番活躍。小さい袋はゴミ袋としてすぐに取り出せるように、各種バッグに。

・洗濯物干しヒモと洗濯バサミ
→子連れでは洗濯物が膨大なので必須です。今回は、いつもの旅行で使っていたヒモでは短いと感じました。子連れでは長いヒモを準備すべきです。

・小分けタイプのウェットティッシュ(消毒効果のあるもの)、ポケットティッシュ
→たくさん使うけれど、大きいものよりも小分けタイプのものをあちこちのバッグに入れておくほうがコンパクトだし使いやすい。

・少し大きめのタッパー容器
→洗った食器などを一時入れたり、消毒剤のつけおき容器にしたり、子供のお風呂のときの桶にしたり、とにかくいろいろ活躍。スーツケースの中では、つぶれてほしくないものを中に入れて収納ケースにも。

・バタフライナイフ

・100円均一のおもちゃ
→飛行機の中や、待ち時間などに。壊したり、途中でなくしても悔しくない値段だし、現地の子供にお土産にもできる。

・保温のできる水筒(500ml)
→子供のミルクや飲料は粉末タイプのものを持参したので。機内でお湯をもらっておく場合などにも、このサイズが思いのほか便利だった。

・やや深めの紙皿
→子供の食器を洗う水が確保できない移動時などに。こぼしたり、よれたりしにくい深めが便利。

・大判ストール
→おしゃれはもちろん、機内の毛布代わりや温度差のある移動時に子供を抱っこしたままくるまれて上着が不要。車窓の日除けにも。

・虫除けスプレー
→蚊や虫が多い地域で、ホテルの部屋や浴室、車内などで。

・懐中電灯
→停電が多い、電気がない地域で。



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子連れでミャンマー(3)携行した薬

私自身、先進国以外の海外に行くときは、市販の風邪薬や下痢止め、痛み止め、熱さまし、酔い止めといったよく使う薬のほかに、抗生剤(飲み薬、軟膏)を必ず持参します。

今回、子供用には、出国の前の週に風邪でかかりつけの病院に行った際、抗生剤入りの風邪薬(下痢止め効果もあるもの)、下剤タイプの解熱剤を処方してもらいました。

結局、帰国直前に娘が熱を出したので、解熱剤はとても助かりました。ただ、数が少なくてギリギリだったので、安全のためにせめて3日分用意すべきだったかと思います。

風邪薬は散薬で、少量の水かぬるま湯で溶いて飲ませる甘いタイプのものでしたが、後からひろがる苦味を嫌がって、飲ませるのが大変でした。

乳幼児に薬を飲ませるときに便利なスポイトを持参し忘れたことが反省点でした。



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子連れでミャンマー(2)予防接種

子供が1歳になる夏ごろ、ミャンマーにいる主人の父の容体が良くないことなどから、年が明けたら娘を見せにミャンマーに行くことになり、子供に必要な予防接種について調べました。

予防接種については、安全性の問題などもあってなるべく敬遠される方も多いですが、私自身は、仕事で環境の厳しい国などにも行っていたので、肝炎や腸チフス、破傷風、狂犬病など、さまざまな予防接種を受けていましたので、特に衛生面で心配がある場所に行く場合には、接種しておいたほうが良いと考えています。

ミャンマーは人が暖かくて素晴らしい国ですが、乳幼児にとっては衛生面はやはり心配な部分が多いのです。

しかし、なかなか予防接種についての情報はありませんでした。時期的にも、数か月しかなかったので、いくつかの予防接種を受けるには十分な時間もありません。乳幼児は、多くの予防接種を2度接種しなければならず、種類によって1週間から4週間あいだをあけなければなりません。新型インフルエンザの予防接種も、ニュースで連日耳にするものの、まだ具体的なことが決まっていない頃でした。

かかりつけの小児科の先生からは、ミャンマー大使館か、気候が似た近隣の国の大使館に確認するように言われましたが、大使館などでは、旅行では必要ないとか、詳しくは病院と相談するように、とのことで、参考になる情報はもらえませんでした。日本人が旅行で行く先は、どうせ観光地や大都市だから大丈夫、という感じです。

仕方なく、小児科の先生と相談して、行き先が、暑くて蚊が多い東南アジアであること、経由地などでさまざまな人と接触の機会があること、井戸水を使用する地域であることなどから、必要と思われる予防接種のうち、優先順位の高いものを限られた時間で接種することになりました。

その結果、日本脳炎(2回)、B型肝炎(2回)、季節性インフルエンザ(2回)、新型インフルエンザ(2回)の合計8回を接種しました。

小さい体でこんなに接種しても大丈夫なのか心配しましたが、結果的には順調に終えることができました。最後の新型インフルエンザは間に合うかどうか心配でしたが、無事出国の3日前に2回目を接種することができました。





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January 19, 2010

子連れでミャンマー(1)

2010年になりました。年明けから、ミャンマーにある主人の実家に行ってきました。今回は、向こうの家族に子供を見せに行くのが大きな目的で、初めて1歳5カ月になる娘を連れてミャンマーに行きました。

ミャンマー人は子供好きで、娘は家族はもちろん、隣近所の方たち、道で出会った見知らぬ方たちからも可愛がられて、アイドルでした。ほんとに生き生きと遊んでくれるので、娘はとても楽しい刺激的な旅となったと思います。

実家はマンダレーからさらに車で数時間のメティッラー。日本からは、飛行機を乗り継いで、最短でも片道1日半はかかる長旅です。しかも、現地の実家では、電気は一日中は来ないし、水も井戸水を水道につないだもの、ガスはもちろんありません。

結果的には、帰国間際に熱を出して1日寝込んだ以外、何事もなく、楽しく充実した旅となりましたが、小さな子連れでの不便な地への旅行には、当初いろいろと不安がありました。

最近では、子連れ旅の市場が活性化して、だいぶ気楽に行けるようになってきたと思います。が、さすがに不便な場所に行く例は少ないらしく、事前にいろいろと調べましたが、なかなか参考になる情報やアドバイスなどもありませんでした。

そこで、このような便利ではない場所に乳幼児連れで行かねばならない方の参考になればと思い、今回の子連れ旅での経験について、いくつかにわけて書いてみたいと思います。

・予防接種
・携行した薬
・便利グッズ
・子供の言葉の習得
・食事




myitta at 23:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)