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ミャンマーの布

April 25, 2017

ビルマシルクの本

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かつてのビルマシルクの情報を教えてくれるお気に入りの本があります。

1901年にビルマ政府から発行された英語の本です。著者はJ.P.Hardimanという方です。

当時のビルマでのシルク産業についてまとめられていて、カイコの育成から糸の作り方、機織り機の様子、代表的な装飾紋様、値段などが紹介されています。

ところどころ、水彩画のような絵があるのですが、これがとても味があります。

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代表的な織紋様も描かれています。

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この本はハードカバーですが、恐らく最版か、ミャンマーによくあるコピー製本版だと思います。

でも古き良き時代の雰囲気に癒される一冊となっていて、まだ熟読は出来ていませんが、時折手にとり楽しんでいます。





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March 28, 2015

ヤンゴンの若者のロンジー選び

ヤンゴンに来てから、ミャンマー人の主人の知人や親戚、一緒に住んでいる姪などを通じて、ヤンゴンのいまどきの若者の価値観を垣間見る機会が増えました。

Facebookには韓国ファッションに身を固めてポーズをつけた自撮り写真が多いこと!結構ナルシストが多い⁉︎

日本の服はクオリティはいいのだろうけれど、シンプルすぎ、地味すぎてとても着れないのだそう。少し前までは喜ばれていたのに…!

地方出身者が地元に帰るときには、レーダンあたりで最新のファッションを兄弟達にお土産に買っていくのだそう。

とはいえ、依然ロンジーも女子には人気です。伝統的なロンジーの生地にも流行や最新のデザインといったものがあるらしく…選び方にはこだわりが。

長身でスタイルが良くオシャレな姪は、数ある布地のなかからとても斬新なパターンのロンジーの生地を選びます。次にそのロンジーに合うロンジー用ブラウスの生地を探して歩きます。無地の布でも厚みや微妙な濃淡にこだわらなければならないので、ハシゴする店の数は5,6件でも足りません。さらに、ボタンや飾りなどの専門店で合うものを選びます。ロンジーは必ず体にぴったりフィットじゃないとダメだそうで、縫製は絶対にテイラーで。

私も最近は影響を受けて、だんだんロンジーのセットアップにこだわる気持ちがわかるようになってきました。

最近は、伝統的なパターンを少し大胆にアレンジしたようなデザインのリバイバルも若者の間で流行っているのだそう。これなら外国人にも似合います。

やはりロンジーは気候にもあっていて、その便利さを再認識する今日この頃。積極的に楽しみたいものです。


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March 14, 2015

いただきもののロンジーの布で作るもの

ミャンマー人の親戚や友人から、ロンジーの布をいただくことがよくあります。前回メティラーに行った際には、なぜか緑系の色柄の布ばかりあちこちからいただきました。

そんな風にしてたまっていく布たちを使って、私はよくいろんなものを作ります。布をいただくと、色柄を眺めて、これはクッションにとか、これはランチョンマット、これはバッグと考えるのが楽しみです。

ロンジーの布は2ヤードくらいなので、ワンピースを作っても余ります。先日はワンピとお揃いのバッグを作ったり。

張りと光沢のあるワインレッドの布は、気に入りすぎて使い道を相当迷いましたが、クラッチバッグとPCケースを作りました。キルティング地を重ねて厚みとクッション性をもたせています。

厚みのあるテキスタイルはインテリアクロスとしてもたくさんの使い道があり、楽しみが尽きません。

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August 01, 2012

ミャンマーのビーズ刺繍

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ミャンマーのビーズ刺繍のタペストリーです。
その気の遠くなるような手仕事。ビーズ刺繍の技術はもともとインドからもたらされたようですが、ミャンマーのものは色合いも落ち着いていて、細かさも際立っています。

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February 13, 2012

コットン製ブランケット

ヤンゴンの国立博物館のミュージアムショップで見つけたコットン製のブランケットです。
畳一畳ほどの大きさで、コットンなのでラグにもなりそうなしっかりとした手触り。
こんなにシックな赤いデザインはあまり見たことがなかったので、気に入ってしまいました。
確か、カレン族のものだと聞きました。
ロンジーの布もそうなのですが、私が気に入ってしまうのは、どうもカレンのデザインが多いようです。

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February 14, 2010

ルンタヤ模様のシルク織物

ミャンマーを代表するシルク織物の産地アマラプラでは、100のシャトルで織るものを意味するルンタヤと呼ばれる、波模様や花の模様をあしらった織物が有名です。

その名の通り、さまざまな色や模様を実現するために、たくさんのシャトルを並べて、手作業で模様が織られています。

かつて宮廷衣装用に培われてきたこの織物は、現在では結婚式や正装用の衣装に使われています。

伝統的な波の模様や花の模様のほかに、現在ではそれらをアレンジしたさまざまな色とデザインが作られていますが、最近では、光る素材が人気とのことで、銀糸を織り込んだり、ラメで縁取りをした華やかなデザインのものも多いそうです。

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アマラプラの絹織物工場を見学

先日は、ミャンマーの絹織物の産地として最も有名なアマラプラに足をのばし、知人の紹介で、絹織物の工場を何件か見学させてもらいました。

木製の伝統的な機織り機がリズミカルに大きな音をたてる工場では、若い女性から年配の男性まで、さまざまな人が分業で作業を進めていました。

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糸束を糸巻きに巻きなおす人、ひたすらもくもくと下地となる生地を織る人、模様部分を織り込む作業をする人などなど。

DSC_0078 (2)百のシャトルで織るものを意味するルンタヤと呼ばれる伝統的な意匠には、本当にたくさんのシャトルが使われていました。

幅およそ107センチくらい、長さは2m前後の、女性用ロンジー一枚の模様を織り込む作業には、2人がペアになっておよそ1カ月を要する手間のかかりようです。

もちろん、模様を機械で織り込んだ布もありますが、裏を返してみれば、その仕上がりの美しさに、手織りの模様織りの良さがすぐにわかります。

ルンタヤ模様のシルクの布は、現地でも、機械織りでも1枚日本円でおよそ3千円から、手織りでは8千円から3万円くらいします。値段は、織りのきめ細かさやなめらかさ、張りの強さ、模様の細かさや色数などから判断されています。

なかなか高価なものですが、手間を考えれば納得ですね。



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September 12, 2009

コットン製のタメインの布地の模様

女性用のロンジーであるタメインの布には、さまざまな色や模様がある。生地は、伝統的なシルクやコットンのほかに、最近では化繊も少なくないが、国土の大半はなんといっても暑いお国柄、コットンが主流だ。女性たちは気に入った布を選んで服を仕立ててもらい、おしゃれを楽しむ。既製品はほとんどないので、通常オーダーメードになる。

固有の伝統をまもる国境周辺の少数民族の布は別として(民族調という意味ではこちらのほうが関心がもたれやすいが)、マンダレーやヤンゴンなど、大都市の布のマーケットでは、プリントものやタイからの影響の強い模様の布などもあり、さらに毎年流行の新柄も売り出される。

上下お揃いの伝統的なお洒落着では、コットンの布地にかわいらしい花やひし形の模様が織り込まれているものが多い。

このような模様は、模様の部分の横糸に模様の色の糸を足して織っている。上下一着分の布地ごとにつくられる一反の布には、あらかじめブラウス用とスカート用の模様が織り分けられており、タメインの正面にもっとも華やかな模様がくるようにデザインされている。

とはいえ、大きな都市では、若者はジーンズにTシャツといういでたちが主流になりつつある。顔立ちがミャンマー人そっくりな私が、主人の実家であつらえてもらったビルマ服を着て生地のマーケットをうろつくと、よく地方から来た生地のバイヤーと間違われ、今年はこの模様が流行よ、あなたどこから出てきたの、とビルマ語で声をかけられる。


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September 10, 2009

シュエジードー(立体刺繍)

布を使ったミャンマー(ビルマ)の工芸品の中でも際立つのが、シュエジードー。'金の糸で縫う'を意味するシュエジードーは、ベルベットの地に、ビーズやスパンコール、金糸、銀糸を使い、立体的な刺繍やアップリケを施し、模様や図像を表現する。

シュエジードーの技法で作られたものとしては、カラガと呼ばれるタペストリーが有名で、その歴史は17世紀にもさかのぼる。伝統的に寺院におさめられたカラガは、仏教説話をモチーフにしたものが多かった。

ほかにも、宮廷や人形芝居の衣装にもシュエジードーの技術が用いられてきた。

制作に大変な根気を要するシュエジードーは、英国支配以降に次第に廃れていったが、20世紀後半になって再興される。

現在では、マンダレー近郊で生産され、服用の布やタペストリーのほか、バッグや小物入れ、財布など土産物としても大変人気がある。

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August 20, 2009

ロンジーの巻き方 (男性用)

ミャンマー人の伝統的な服であるロンジーは、シンプルな筒型の布地でできた巻きスカートのようなものである。

男性が着用しているロンジーは、かならずお腹あたりに丸い塊ができる着方をしている。これを見て、どんな巻き方をしているのかと興味をもつ人が多いらしい。

そこで、ここでは、男性用のロンジー(パソー)の巻き方について紹介する。 (女性用についてはこちら

 ,泙此筒状のロンジーをはき、手で左右の布の両脇をもつ。このとき、手の位置は体の真横よりやや前側にする。位置が決まったら、布の端をしっかりにぎる。

◆,弔に、左右の布の両端をお腹の前で重ね合わせる。ギュッと強く引き締めながら素早く手を動かすのが、ずり落ちないようにするためのポイント。

 布の両端を1回結ぶ。(ここでさらに両端をねじる人もいる)

ぁ_実Δ暴个辛曚涼爾鮠紊忙ち上げ、お腹と布の間にぎゅっと押し込む。

ァ‐紊暴个燭發Π貶の布の端をお好みで丸く形を整えてできあがり。


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August 18, 2009

少なくなったミャンマー(ビルマ)のシルク織物の生産

かつて宮廷衣装や結婚式などの正装用に盛んに用いられたシルクだが、最近は生産が減少している。コットンの織物生産に転向したり、化繊の大量生産化の傾向にあるらしい。

現在もシルクの生産を続けているのは、おもにマンダレー近郊のアマラプラ、インレー湖近郊など。このうち、アマラプラは生産の中心である。

その代表的な模様は、波状の模様が水平に並ぶルンタヤ・チェイ(lun-taya acheik)。ビルマ語でルンタヤは「100のシャトルで織る」を意味し、チェイ(アチェクと読む人もいる)は波状の模様の名前。最近では、波の模様と花や植物の連続模様が交互に水平に配されたデザインが多い。

織り上げるのに大変な手間のかかるこの織物は大変高価で、かつては宮廷用に作られていたものだった。現在でもこの模様のシルク生地は、結婚式の衣装などに用いられている。

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July 17, 2009

ミャンマーで人気のキモノの生地

日本からのお土産としてミャンマー人に人気があるのが、日本のキモノの生地だという。日本に来たミャンマー人は必ずといっていいほどキモノの生地をお土産にするらしい。もちろん、ロンジーに仕立てるためである。

ただし、日本人が考えるキモノの生地=絹の反物ではなくて、普通の幅120cmなどの綿の生地に、キモノっぽい模様がプリントされたものを欲しがるのだ。金色が入った、帯のような華やかな模様は特に人気だという。日本人にはあまり縁がないが、外国人には有名らしい。

日暮里の繊維街の店などが彼らの間で有名で、短期滞在のミャンマー人にまで口コミでひろがり、わざわざ買いに行くほど。そして、現地では正装用のロンジーとして仕立てられ、結婚式や晴れの機会に着用するという。

しかし、それでいいのか・・・?伝統文化を愛する者でなくても、一日本人として、そのようなニセモノっぽいものがキモノとして海外に出て、正装用になっているというのは、ちょっと複雑である。

「キモノ?、ああ、模様は素敵だけど、あれは綿でしょ?私は正装用には絹を着る主義だから」と真面目に思われるのはかなり不本意である。

自分がお土産にキモノの布を選ぶ場合には、やはり絹の反物を選ぶのだが、それなりのお値段なので、やはり大切な人にしか渡せない。しかも、一生懸命説明しても、なかなか反応は芳しくない。

悲しいのは、短期の旅行に来た人ではなく、日本に何年も留学し、日本文化を学んだ人でも、なかなか理解してくれないときだ。

ある国固有の文化が、安易な流行となって輸出されることは多い。仏壇がヨーロッパのアンティーク愛好家によって靴箱にされていたり、仏頭がバスルームのインテリアになっていたり・・・。知らないことは斬新なアイディアの源ともなり得るが、宗教の違いの問題のように、感情の摩擦を産むこともあり得る。日本のコマーシャルに登場するコメディ調の仏像に反感を抱くミャンマー人が多いように。

文化が違うのだから仕方がない、といつまでも言っていていいのだろうか。国際化が進んできたからこそ、そろそろお互いの文化を正しく伝える努力や、正しく理解した上で楽しませてもらうという姿勢が必要なのではないだろうか。

たかがお土産の布から、いろいろ考えさせられる。



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July 12, 2009

ミャンマー(ビルマ)の布をもっと知るには

布・テキスタイル

--Textiles from Burma. Featuring the James Henry Green Collection., Edited by E.Dell and S. Dudley, Puppha Press, 2003

--Mantles of Merit: Chin Textiles from Myanmar, India and Bangladesh., David W. and Barbara G. Fraser, River Books, 2005

--'Court dress, politics and ethnicity in exile: 'traditional' Karenni clothing', Sandra Dudley, in Burma Art and Archaeology, The British Museum Press, 2002, pp. 133-142

--'Textiles and Costumes' by Virginia McKeen Di Crocco, in Burmese Design & Architecture, Periplus, 2000, pp.183-195


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July 10, 2009

身につける布といえばロンジー

ミャンマー(ビルマ)の布にはいろいろな種類がある。

なかでも最も生活に欠かせないのは、毎日身につける服、とくに巻きスカートタイプの布、ロンジーである。

男性のものはパソー、女性用はタメインというその布の着方は、筒状に縫っただけの布を、お腹あたりできゅっと結ぶだけ。これが熟練していないとなかなか難しく、慣れたビルマ人でさえもよく結びなおしている。

最近では、女性用のロンジーはあらかじめダーツが入って立体的に縫いあげられ、3段階くらいにきつさを調節できるホックで簡単に留められるようにすることが多い。

女性の伝統的な服装は、上下共布でつくられたツーピース。お土産用などの例外を除いて、通常オーダーメイドで作られ、さまざまな色や模様を楽しむ。布は、スカート部分専用のもののほかに、上下のセットを作るための模様をあらかじめ考慮した配置で織られているものとがある。

普段着のロンジーの布はしっかりとした綿やウール製だが、晴れの機会には、シルクもまとう。

知人同士の気軽な手土産としても、このロンジーの布は重宝する。

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