かつて宮廷衣装や結婚式などの正装用に盛んに用いられたシルクだが、最近は生産が減少している。コットンの織物生産に転向したり、化繊の大量生産化の傾向にあるらしい。
現在もシルクの生産を続けているのは、おもにマンダレー近郊のアマラプラ、インレー湖近郊など。このうち、アマラプラは生産の中心である。
その代表的な模様は、波状の模様が水平に並ぶルンタヤ・チェイ(lun-taya acheik)。ビルマ語でルンタヤは「100のシャトルで織る」を意味し、チェイ(アチェクと読む人もいる)は波状の模様の名前。最近では、波の模様と花や植物の連続模様が交互に水平に配されたデザインが多い。
織り上げるのに大変な手間のかかるこの織物は大変高価で、かつては宮廷用に作られていたものだった。現在でもこの模様のシルク生地は、結婚式の衣装などに用いられている。
スポンサー