ビルマ最大の仏教遺跡であり、世界の三大仏教遺跡の一つといわれるバガン。

マンダレーの南西、エーヤワディー(イラワジ)川中流域の東岸に位置し、おもに11世紀から13世紀のバガン王朝の隆盛期に建設された寺院が数多くのこっている。

3000を超える寺院があったといわれるこの遺跡の規模は広大で、40k?といわれるその敷地は、飛行機から見てもすべてを視野におさめることは難しい。

なんといっても圧巻なのはその景観で、日中の灼熱の空気にほてったように寺院群が赤く染まる夕刻、エーヤワディー川のかなたに沈む夕日をただただ眺めるのはすばらしい。

寺院やパゴダには一つとして同じ形式のものはなく、建築様式を見るのもおもしろい。

外観ばかりでなく、他の南アジアや東南アジアにはみられない、ビルマ独特のアーチ架構方法や、仏教壁画、漆喰装飾にも見るべきものがある。

DSCN0421のコピーDSCN0458のコピー






スポンサー