せっかくミャンマーに来たのだから、ミャンマーハープ、サウンを習いたいと漠然と思っていたのですが…。大昔に経験したバイオリン、せっかくヤンゴンに持参してるので、たまーに練習したりして気を紛らしていました。まあ、気晴らしにはなるのですが、一人で弾いてても上達しないし、中途半端
よなーと思いながら。

そうこうするうちに、娘が8月から学校の器楽の授業でバイオリンを選択できるらしいことが判明。バイオリンなら、まあ次どこに転勤になっても続けやすいし、日本で習うよりだいぶお得なレッスン料で済むので、これを機に娘がピアノを習っている音楽教室で、母娘でバイオリンも習ってみることにしました。

6歳の娘はまだ1/4サイズの分数バイオリンなので、来月日本で購入するつもりだったのですが、運良くお借りできることになり、少し早めに練習が始められることになりました。

今日は初めてのレッスン日。長い髪のミャンマー人の女性の先生が、英語で指導してくれました。一回おきに、私と娘が交代でみてもらうことになり、まず今日は私の番だったのですが、娘もやりたがるので、結局ほとんど二人平行しながらとなってしまいました。

全くのビギナー初日の娘は、弓の持ち方から習い、しばらく弓を持って腕を動かす練習。私はというと、レベルチェックということで、いきなり難しめの曲からスタート。ひいた記憶はある曲でしたが、なんだか久々のレッスンに緊張して、固まり気味でした。しかも、音階はドレミファではなく、CDEF・・。すぐに変換できずに指示の理解がワンテンポ遅れる始末。

必死なレッスンが終わる頃には、今度は娘が楽器を構え、ボーイングを始めて先生に教えてのアピール。先生はやり直しの私とビギナーの娘を上手に交互にみてくださったのでした。

次回は娘の番に徹するとして、今後、私の時にも娘に同席させるのはどうなのかと悩まないではありませんが、程よい緊張感のある時間を親子で共有するのは、思っていた以上に充実して楽しいものでした。

娘はよほどバイオリンを始めるのが嬉しいらしく、その後一日中、弓の持ち方のエア練習をしたり、箸や綿棒を使うときまで弓の持ち方をしてみたり。


何かと思い通りにいかずにイライラしがちなヤンゴン生活ですが、娘とバイオリン練習が一味違った毎日にしてくれそうな予感。練習しなさいと親がいうばかりではなく、一緒に楽しんだり競争したりできる環境にしたいと思っているのです。

ちゃんと続けなくちゃね・・・
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