最初にミャンマー転勤の打診があってからはや3ヶ月。その間に、転勤が延期になるかもしれないとか何とか、何度も話が行ったり来たりしていたのですが、やっと決まったようです。
時期がいつからになるにせよ、子供の学校選びと予防接種は進めていました。

ミャンマー行きに際して、子供の予防接種情報はじつはあまりありません。ミャンマー大使館に電話しても、都市部ならなにも特に必要ありません、と言われます。在ミャンマー日本大使館の情報でも、特定した情報は発信していないのですよね。そういった場合は近隣の国の基準を参考にするらしいのですが、お隣のタイも似たような状況でした。まあ、確かに都市部ならさほど心配ないのかもしれませんが、国内旅行にも行きたいし、やはり心配です。

娘が1歳代で初めてミャンマーに行く前にも、かかりつけのお医者さんとその状況を相談し、とりあえず水や蚊が媒介する病気の予防接種をいくつか受けていたのでした。

今回は、現地のアメリカ系インターナショナルスクールの入学要件に書かれた予防接種証明書の一覧を見つけたので、未摂取のものを受けることにしました。

その一覧は次のとおりです。

A型肝炎、B型肝炎、DPT(ジフテリア、百日咳、破傷風)、BCG、ポリオ、麻疹、風疹、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)、狂犬病、日本脳炎

このうち、日本の6歳の子供が標準的に接種けていないのは(つまり自費になるのは)、A型肝炎、B型肝炎、麻疹、風疹、おたふく、狂犬病でしょうか。


私は以前途上国に行く仕事をしていたので、上記の他に腸チフスも受けてありますが、狂犬病の3回目が未接種だったので、子供と一緒に私も久しぶりに受けてきました。狂犬病の予防接種、なかなか痛いですね。娘が泣かなかったので偉なあと思ってしまいました。娘は元々大の注射嫌いで赤ちゃんより泣いていましたが、現在お世話になっている病院の先生は注射が大変上手らしく、「ぜんぜん痛くないから大好きになった!」と言っています。助かります。

それにしても、予防接種情報がはっきりしないのは困りものです。何度も打たなければならないので、限られた時間で効率良く接種するのはなかなか大変ですし。

今日本ではデング熱が問題になっていますが、人もモノも世界を移動する現代は、医療情報ももっとグローバルかつスピーディーに考えなければいけないと思います。デング熱もそうですが、「日本にはない」と思われている病気は、医療機関を受信しても医師が気付かないことも多いと思いますから、自分でも調べるなどして気をつけたいものです。
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