最近気づいたらショパン、そしてアルゲリッチにはまっています。

昨年のコロナ禍以来、まずYouTube で久々にピアノ演奏をよく聴くようになり、次いで一年延期されてどうなるのかと見守った5年に一度のショパンコンクールのアーカイブを聴き比べ、ショパンの曲を聴いるうちにアルゲリッチに行き着いた、という流れ。

とくにこのところ、ショパンのピアノコンチェルトop11にハマってしまい、仕事の合間の昼休みも含めて朝からいろんな演奏を聴いて頭の中はピアノの音でいっぱいになっています。

この曲は憂いを帯びた曲調も素敵ですが、アルゲリッチの流れるような円熟みを帯びた演奏はやはり比類なく圧巻です。

しかし一番すごいのは65年のショパンコンクール優勝時の演奏!若き日のアルゲリッチの演奏は、一つ一つの音が人懐こい妖精のようで、生き生きとしています。

脳細胞が若返るような刺激がもらえるアルゲリッチの演奏の効果は薬以上!

アルゲリッチを再発見できたことは、コロナ禍の貴重な収穫だったかも、と思わずにいられません。