MYITTAの工房

日々のくらしや手作り、ときどきミャンマー

July 2012

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これらは我が家に飾っているチークの木彫りの壁掛けです。土産物用に作られた手頃な作品ですが、堅いチークですので、彫刻にはなかなか手のかかるものです。

ミャンマーでは、家具ばかりでなく、寺院や宮殿などの建築への木彫による装飾が盛んに行われてきました。堅固で長持ちする良質のチーク材を多く産出する国ですので、チーク材による木彫装飾は当たり前のようになっていますが、極めて優れた手仕事による伝統技術の一つです。
この伝統の技を大切にまもっていってほしいものです。

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小さな庭で楽しんでいるガーデニングにもアジアの雰囲気を取り込みたいと思っているのですが、気候が違いますから、これはなかなか難しいものです。自然な雰囲気とハーブが好きなので、憧れはコロニアル風や、イギリスのコテージガーデン、南仏プロバンス、地中海風などなど、たくさんありますが、結局、なりゆきにまかせた、好きなものを集めた庭になっています。

我が家で初めての外来植物といえば、10年近く前に、ヨルダンで遺跡近くに住む子供からもらった、小ぶりの玉ねぎほどの大きさの球根でした。鉢植えにしてみたところ、枯れることなく毎年葉は伸びるのですが、花が咲くわけでもなく、何という名前の植物なのかもわかりません。やはり日本の気候では現状維持が限界なのでしょうか。

今年はパパイヤを植えてみましたが、土が合わなかったのか、1か月ほどで枯れてしまいました。

現在生き残っている南国らしい植物といえば、パイナップルでしょうか。5月頃、食べたあとのパイナップルを挿し木用の土に植えてみたところ、どうも根付いたようです。現在、中央に新しい葉も出てきていますが、果たして成長してくれるでしょうか・・・

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